実は今回の旅行の目的の1つが、このイクセル美術館。
春に丸の内の三菱一号館美術館で開催された「KATAGAMI Style」(リンクのリンクは切れています)。
日本の庶民の文化であった型紙がヨーロッパに多く持ち出され、
そこからアールヌーボー等の芸術活動へ大きな流れの元となった。
今をときめく(?)イギリスのリバティ社の布にも
多くの型紙の文様が模写されていました。
この展覧会はフランス、イギリス、ドイツ等国別に
型紙の影響を感じられる作品を展示していたのですが、
ベルギーからの絵はこの美術館のものばかりで。
「こんないい作品収蔵しているのに初めて聞いた!」と
メモを取って帰ってきたのです。
旅行の日程を決めた後にこの美術館を見つけたら、
ここ、けっこう大きな休館期間を撮ることが多いらしく、
行った方のブログを見ると「開いてなかった…。」と言うこともあって、
どうにかMusée d’IxellesのHPにたどり着いてチェックしたところ、
をおおおお!
旅行日程の後半から開館になるらしく、
それまで決めていた旅行工程を変えるハメになりました。
実は昨日ここに来たのですが、
高校生くらいの子たちの課外授業でしょうか?
20人以上入口にいたので、今一緒に入るとめんどくさいなと思って、
今日にしたのです。
ここは撮影禁止なので作品のご紹介ができませんが、
アールヌーボー時代のロートレックや、ミュシャに代表されるような
ポスターが有名無名問わずいっぱいあります。
あんなにまとめて見たの初めてだったな。
それ以外の作品も
なかなか個性ある作品が多くて公立の美術館にしては
なかなかいいなかも!って思いました。
中規模の美術館は初めてでしたが、ここは行って良かったです!
ここに行く際はHPで休館日をチェックしてから行くのがマストです。
平気で2ヶ月くらい休館しますので。