aux bacchanales

aux bacchanales a Ginza dans la nuit

お店の雰囲気そのものが好きという方、私だけではないと思います。

今でこそいくつか店舗かありますが、今はなき1号店の原宿店が大好きでした。東京に住んでいなかったので、東京に幾度、時間があれば必ず足を運びました。当時こういうお店がなかったから余計に新鮮でもあったし、独特のスタイルというか、フランスらしさをストレートに見事に表現してくださった!と感激しました。

で、

フランスらしさ、ビストロらしさ、カフェらしさ、ヨーロッパらしさとは?みたいなことを考える機会があったので、銀座のセミナーの帰りに寄って見た次第です。

このらしさは、春の旅行で半日立ち寄ったパリでも同じことを考えていました。色なのか、かたち(フォルム)なのか、それらはいつ頃の時代ものがそう見せるのか?とかね。

このオーバカナルを見ると椅子のかたちや、ポスターといった具体的なことを見なくても、フランス(もしくはパリ)っぽいと思える。多分お客さんを外人にして、店の照明(中も外も)をもうちょっと落とせば、ここが東京なんて分からないかもしれない。それぐらい特徴をとらえた上でこの店は出来上がっている。そう感心したのでありました。

そしてなにより、それらのものは、私が好きなものであるということ。落ち着くのですよ。長居したい。これはサービスの善し悪しもあるので絶対とは言えませんが、でも少なくとも、この写真を初めて見たら、私はこのお店行ってみたいと思う材料で出来上がっています。

ん〜、だてに私の名前に「retro」がはいっていないことがお分かりいただけるかもしれません!
(しかし、名前を決めるときはそんなこと思ってなかったんですけどね)

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