日本ではソルヴェー邸として知られている「The Solvay House」。
トラムの停留所Bailliから徒歩1〜2分の場所にあります。
中は一般公開していないのですが、ガイドツアーがあるようで、
私が見ている前で団体の方が入っていきました。
wiki「建築家ヴィクトル・オルタの主な都市邸宅群 (ブリュッセル)」の中に、
ユネスコ世界遺産の1つとして入っています。
ブリュッセルの…というか、オルタのアールヌーボーは独特で、
どっしりした曲線のかなに、
繊細な細い線の曲線があって、2種類が共存する形になっているように思います。
石と木の色のコントラストもおもしろい。
番地の数字もその時代ならではの
曲線をふんだんに盛り込んでいます。
よく見ると華奢な曲線は細かくボルトでつなぎあわせています。
凹凸が気になるところでもありますが、
遠巻きに見るとむしろアナログ的なものを感じられて
不思議と魅力になっています。
説明があります。
アップにしてみると…
こんな感じです。
中を見れないので、これでぼんやりと想像してみます。
通りをみてみるとこんな感じ。
通りへの接地部分や、2階の出窓への壁の具合が
やはり曲線で、オルタならではなのかもしれません。