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20 June walking around Paris 1

北駅のメトロホーム。

北駅から目指すのは、アルスナル建築博物館。パリに建築博物館があったのかーと思い、セーヌ川沿いのその場所へと南へ向かう。
しかし、乗り換え駅あたりまできて、博物館に行くのをやめ、その手前のシテ島、のとなりのサンルイ島へ渡る橋の手前で降りた。なんだろうか、川沿いを歩きたくなったのかもしれない。

セーヌ川右岸(北側)から左岸(南側)へ渡ります。

どんよりに見えるかもだけど、薄い曇りで、天気は悪くない。なぜかヨーロッパはAM中は天気悪く、午後から良くなることが多い。

サンルイ島の川沿いを歩く。この辺りは島の中ということもあってか、高級住宅地。

このあたり、人も多くなく、静かに散歩を楽しめます。落ち着いてゆっくりと散歩できていいです。

さらにその先の、左岸に渡る橋から、先日火災があったノートルダム大聖堂が見えました。ああ、痛々しいその姿、パリの象徴的な存在の早い復旧を祈ります。

補修工事中の足場が黒く焼け焦げています。。

橋を渡るとすぐに、ジャンヌーベルのアラブ研究所が。これができたときは、建築誌でよく特集が組まれるほど話題でしたが、今はこんな感じのマテリアル建築が多いので、あのアラビック模様に見えるあの羽が動かないのであれば、よくある建築物って感じになってしまった。ま、時間が経てばそういうものだよね。

黒く丸い穴は開口状態。ガラスはfixなので風は入りませんが、スクリュー状の羽がついていて、窓替わりとなっている。その開閉の過程でアラビック模様に光が入るのはナイスアイデア。
ちゃんと羽がついているのがわかるけど、きっとすんごいお金かかったんでしょうねw

ノートルダムが。。。というわけではないのですが、私は街に行くたび、できるだけその街の教会に行くようにしている。幸い、パリは大きな街で教会もたくさんあるので、そういう意味では飽きない。
上記から近い教会を事前に探してあったので、そちらへ向かいます。

教会についたのだけど、あるあるで、入り口がわからないので、しばらく眺めていたら人の行き来が見えたので、入ってみる。(ここは服装が厳しいので、肌の露出を控えたものや、チャラチャラした服装は控えましょう。)

静かな教会。入った瞬間、何か熱気のようなものを感じた。とても静かだったが熱心に祈りを捧げる人たちが結構いることに気づいた。ミサが終わったばかりとかではない。敬虔な信者が多いと感じた。(写真は人のいないところを撮っています)

人々に愛されていると同時に隅々まで手入れの、というか血の通った教会というのか。私は今回の旅行である意味一番感動した教会だった。結構古い教会らしいです。
すごく大きい教会というわけではないけど、全てが美しく感じた。ベールをつけてお祈りする人を何人か見た。
右に見えるの彼は神父だろうか。彼が教会の外周を歩きながら、聖書をとてもとても小さな声で読み上げているようだった。出口には神父の上の位の肖像画だろうか、そこに一礼してから退出。信者であろうおばさまたちも一礼していた。初めてだ、こんな教会。

Saint-Nicolas du Chardonnet という教会でした。清々しい気持ちでここを後にしました。

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