北駅から目指すのは、アルスナル建築博物館。パリに建築博物館があったのかーと思い、セーヌ川沿いのその場所へと南へ向かう。
しかし、乗り換え駅あたりまできて、博物館に行くのをやめ、その手前のシテ島、のとなりのサンルイ島へ渡る橋の手前で降りた。なんだろうか、川沿いを歩きたくなったのかもしれない。
どんよりに見えるかもだけど、薄い曇りで、天気は悪くない。なぜかヨーロッパはAM中は天気悪く、午後から良くなることが多い。
このあたり、人も多くなく、静かに散歩を楽しめます。落ち着いてゆっくりと散歩できていいです。
さらにその先の、左岸に渡る橋から、先日火災があったノートルダム大聖堂が見えました。ああ、痛々しいその姿、パリの象徴的な存在の早い復旧を祈ります。
橋を渡るとすぐに、ジャンヌーベルのアラブ研究所が。これができたときは、建築誌でよく特集が組まれるほど話題でしたが、今はこんな感じのマテリアル建築が多いので、あのアラビック模様に見えるあの羽が動かないのであれば、よくある建築物って感じになってしまった。ま、時間が経てばそういうものだよね。
ノートルダムが。。。というわけではないのですが、私は街に行くたび、できるだけその街の教会に行くようにしている。幸い、パリは大きな街で教会もたくさんあるので、そういう意味では飽きない。
上記から近い教会を事前に探してあったので、そちらへ向かいます。
教会についたのだけど、あるあるで、入り口がわからないので、しばらく眺めていたら人の行き来が見えたので、入ってみる。(ここは服装が厳しいので、肌の露出を控えたものや、チャラチャラした服装は控えましょう。)
静かな教会。入った瞬間、何か熱気のようなものを感じた。とても静かだったが熱心に祈りを捧げる人たちが結構いることに気づいた。ミサが終わったばかりとかではない。敬虔な信者が多いと感じた。(写真は人のいないところを撮っています)
Saint-Nicolas du Chardonnet という教会でした。清々しい気持ちでここを後にしました。