駅のホームで列車を待つ

駅のホームで列車を待つ

 

10分前に駅に向かってラッキーでした。駅では検札の人がいて、入場制限またするような雰囲気。

私は往復チケットだったのですんなり入れましたが、どうやら帰りのチケットをこのバンシュで買うのは、すぐにはできないようでした。あと5分遅かったら入場制限で、切符があっても入れなかったようです。ホームはすごい人の数でした。

ヨーロッパは、交通機関に関しては、前もった行動しておくのがいいみたいです。

写真に見える列車は別のところに行く列車です。ブリュッセル経由Louvain行きはまだ入ってきていません。(同じ時間に2本が出発するようでした)

夕暮れ始めた駅

夕暮れ始めた駅

 

撮った写真を見ていたらあっという間に30分くらい時間が過ぎました。

列車はたしか毎時間1分とかだったので、ちょっと駅の様子をみてこようと、10分くらい前に立ち上がって駅に行きました。

ゲットしたオレンジ

ゲットしたオレンジ

 

私の決して大きくない手でも、指先で持てる程度の小振りなオレンジです。

皮が色濃いですが、中身がその色とは限りません。ですが、これくらいの赤い色の中身のものもあります。ただ、皮の色と比例するわけではないようです。黄色っぽい皮でも、このオレンジの皮の色くらいの中身だったりします。

1個食べようと思ったので、こうして暇を写真におさめたりしながら広場で過ごしていたら、急に後ろから肩を叩かれました。

?と思って振り向くと、なんと、さきほどの「かしましおばさま」の1人でした。振り向き様にフランス語でぱぱぱと言われたのでよくわからなかったのですが、こんな普通のオレンジを写真に撮るアジア人がおもしろかったのでしょう。

「manger(食べる)」と「photograghie(写真)」は聞こえたので、とっさに出た答えは「manger、manger!」でした(笑)あたしおばかだな〜(笑)文章にできなかった〜。

おなかすいたので食べました。おいしかったです。

カーニバルの残骸

カーニバルの残骸

 

すみません。地面のどアップです。

駅前の広場にいます。実は列車の時刻に間に合うように駅まで走ったのですが、ちょうど1〜2分前に出発してしまったようで、間に合いませんでした。どちらにしても、ものすごい人で、駅を入場制限していたくらいなので、ギリギリでは乗れなかったようです。

1時間後の列車まで急に暇になりました。パレードはまだやっていたので戻っても見ることができたのですが、すでに数時間立ちっぱなしで、足が疲れて、歩く気すらしませんでした。

普段ならただの茶色い地面も、紙吹雪でカラフルな地面になっています。よく見るときれいではないのですが、なんとなく見ればカラフルできれいですよね。暇なんで、写真撮ってしまいました。

ジルのパレード こどもからおじいさんまで

ジルのパレード こどもからおじいさんまで

 

とにかく。

ジルのカーニバルは私が大好きなジルが大量にいて幸せでした。子どもから大人、おじいちゃんまでものすごい人数の村の人が参加するCarnaval de Binche。今度来るときはこのほんの数時間だけではなく、もうちょっとゆっくり、カーニバル全体を楽しみたいです。

というわけで、まだ明るいのですが、ブリュッセルに帰る時間も考え、そろそろお別れの時間。地面に落ちたのをひろってではありますが、オレンジ5個ゲットしました。

ありがと〜!また来るわ〜!

ジルのパレード 全身はこんな感じ

ジルのパレード 全身はこんな感じ

 

よく見ると本当に不思議な服装です。どうしてこの組み合わせになったのでしょう?腰のベルと胸元にも1個大きな鈴があるんですよね。賑やかし?

靴はもう、これは昔の靴ですよね。日本の私たちからみるともう「フランダースの犬」でご存知の、オランダの木靴。この木靴を踏みならしながら、ジルは行進します。

それにしても、このアップリケの量、半端ないですよね。決して、やさしい、可愛らしい形や色ではありませんが、私はこれを見た瞬間虜でした。こういう感じのもの好きみたいです。

ジルのパレード お姫様仮装

ジルのパレード 沿道の仮装

 

子どももいたのだけど、このリュックはオレンジをひろう方のリュックかな?
ピンクのワンピースはお姫様ワンピみたいだね。

紙吹雪が頭にくっついてそれもかわいいね。

ジルのパレード もうちょっと…(笑)

ジルのパレード もうちょっと…(笑)

 

なぜか途中、オレンジ部隊でもない人たちが混ざっていました。これもカーニバルの一部?

いや、それにしても…もうちょっと…あのー…きれいだとありがたいのですが(笑)

ジルのパレード 楽隊のチューバに写る人々

ジルのパレード 楽隊のチューバに写る人々

 

チューバは皆さんご存知の通り、ラッパの傘が大きいので、そのままで歩いているといろんなものが入ってきます。だからレースのカバーで閉じております。

このチューバはシルバーなので、沿道の人たちが写り込みました。いっぱい人いますね。

ジルのパレード 楽隊ブローチにもジル

ジルのパレード 楽隊ブローチにもジル

 

クラリネットのおじさん、クラリネットがすごく小さく見える。。。

みんな帽子にいろんな飾りをしますね。このおじさんもイタリアの仮面みたいなのや、この紅白の帽子はなんだろう?そしてジルの仮面のブローチ。

実はジル、こんなお面をみんなで被ったりもするそうです。 ベルギー観光局 ワロン・ブリュッセル かなりへんてこな仮面です。なのにみんなでやられちゃうと、正直笑っちゃいそうです。(今度はこれも見たい!)

ジルのパレード かわいいおじちゃん

ジルのパレード かわいいおじちゃん

 

このジルおじちゃん、かわいい〜!(*´∇`*)

こうしていろんなジルをしっかりと、顔が見えるところで見てきたけど、おもしろい。いろんなジルがたくさんいて楽しかったな〜。同じ服装になるから個性が引き立つ感じ。普通に街歩いてたら分からなかったかもね。

ジルのパレード 白い帯が印象的

ジルのパレード 白い帯が印象的

 

この白い帯があるとなんだかステキに見えます。なぜかしら?清潔感?ゴージャス?よくわからないけど、いいんですよ。このちょっと透ける感じもまたいいのよね。

繊細さが加わるから?かな?

ジルのパレード レスキュー

ジルのパレード レスキュー

 

向こう岸でも大変なことになっていました。オレンジが男の子の鼻に当たったようで、鼻血で服まで汚している状態でした。大変です。

しかし、横の女性は笑っています。いやいや、笑いごとちゃうで。ほんまに。

ジルのパレード 実は診断中

ジルのパレード 実は診断中

 

そうこうしていたら、近くのかしましおばさまたちが、なにやらざわめいています。よく聞いていると、どうやら1人が顔にオレンジがあたったみたいです。懸命にジルを呼び止めているようでした。

そうしたらジルの1人が様子を見始めました。おばさまは目のあたりにあたって、しきりに説明しています。このおじさんお医者さんかな?もしくは世話好きなのか分かりませんが、救護を呼ぶよみたいなこと言ってました。しばらくしたら救護の人やってきて、目薬していました。

実はこのカーニバル案外危険なんです。私もカメラにあたるんじゃないかと、ヒヤヒヤしながら撮っていました。飛んでくるオレンジをあちこち見つつ、取るか避けるかしないとね。

ジルのパレード 建物の人々

ジルのパレード 建物の人々

 

建物の防護柵になんやら特徴があります。なぜか三角にして出っ張りを作っている。なんででしょうね?身を乗り出して見たいとかなのかな?

この1つ前の写真でも同じように出っ張っているようです。

私が思ったのは、このように立体にしないと、オレンジの投げた勢いで窓ガラスに到達してしまうから、窓との間に空間を作ったっていう感じかなと思いました。

こんな独特の柵売っているの、ここだけなんだろうね(笑)

ジルのパレード そのとき人々は

ジルのパレード そのとき人々は

 

別の方向に目をやると、上から見守る人、下では仮装が面白い人もいます。ハロウィンみたいな人もいますね。サングラスの緑が怖い!(笑)オレンジ部隊の女性はもう、オレンジ食べちゃってるし(笑)さまざまな人の様子が垣間みられます。

手前の「ジル模様帽子」の色、黒バージョンがあったことに、この写真を編集していて気づきました。

ジルのパレード にこやか2

ジルのパレード にこやか2

 

さわやかな青年です。にこやかにお話していました。沿道に一番近いところにいる人には、オレンジは投げず手渡ししていました。

みんな楽しそうでいいよね。

ジルのパレード ほらよっ!

ジルのパレード ほらよっ!

 

ここで投げられるオレンジは日本のものより小さく、テニスボールよりも小さく、皮が薄いため、クッションが少なく、小さいながら当たるとかなり痛いと思う。ほとんどのジルがそうでしたが、ちゃんと手を挙げているところに、下から投げるようにしてやっていました。

ジルのパレード 貫禄あるジル

ジルのパレード 貫禄あるジル

 

このジルはすごく貫禄があって、この太ささえかっこ良く見えます。いや、ジルは太くて大きいのがかっこいいのかもしれない。そう思いました。

Mardi Gras、直訳すると「太った(肥えた)火曜日」。Grasはフォアグラの「グラ」と同じです。

マルディ・グラのカーニバルが、ジルのカーニバルなのです。

ジルのパレード 帽子に埋もれそう

ジルのパレード 帽子に埋もれそう

 

青年のなかでもさらに若い子がこの帽子を被ると、正直帽子に「着させられている感」が出てしまいます。身長に対する比率や、顔が小さすぎて埋もれちゃうのかな。事実、胴体と帽子に挟まれるかのような具合になってしまいました。

これから大きくなって、ジルの衣装が似合う大人になってほしいです!