DELF A2 試験 2016 春


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試験の備忘録として、あと、ここに至った経緯も含め書きます。

 

フランス語は、学生の時に受講はしましたが、先生が途中棄権するというハプニングもあって、ほぼ無習得のまま終わり、放置していました。

大人になってから思い立って始めたのはもう10年前。地元で習い始めたのですが、どうも、思うようにいかず、もっときちんと習いたいという思いが強くなって、他のきっかけも重なり、地元を離れ東京で学ぶことにしました。

ちゃんと初級から習い始めましたが、仕事が忙しくなったりして時間を変更しながらも、週に一度3時間くらい習っておりました。

仏検準2級を受ける頃、仕事の転職を考えてそちらの勉強をしていたこともあり、空いた時間すべてがフランス語に費やされなくなった事と、準2級レベル以上がどうしても難しい(基礎をごまかせないレベル)にきたこともあって、これを機に仕事側の勉強に集中したいので、止めました。6年くらい前のことです。

戻りたい気持ちはありましたが、転職に手こずったのと、一度止めたことにまた取り組むための重い腰をあげるほどの気持ちのないまま、なんとなく過ぎて行きました。

でもきっとこの思いは積み重なっていたのかもしれません。

不思議なきっかけで仲良くさせてもらっているベルギーの知人のテストコーチングを受けることになりました。

「自分自身の問題を解決する」ということで、もともとは自分の将来の身の置き方を中心に考えていたのですが、実際大きく動いたものはこのフランス語でした。これは自分も意外な結果でしたが、そこからは行動があっという間でした。

仏検というものはあくまでも日本においての基準ですが、DELFというものは「フランス国民教育省認定公式フランス語資格」というもので、フランス語を使う地域での就職や教育を受ける際の基準となる資格です。英語で言うTOEICみたいな感じでしょうか。

仏検は理解力が中心ですが、DELFはコミュニケーション能力をみるので、こちらのほうが圧倒的に実用的で、内容も濃いです。

ただ、5年以上もブランクがある年増の人間が、(試験は年に2回あるとは言え)試験を受ける…?とも思いましたが、目標を持つのはモチベーションとして大事だと思ったのですぐに決まりました。この時はダメでもまた半年後にという軽い気持ちでした。

——-  前置き長くなりました。ここから試験へのとりくみがはじまります  ——-

まず考えたのは古巣の学校のクラスです。
この学校のレベルチェックでA2+とでました。
ブランクある割にはかなりいい方だと思ったので、気を良くしてA2を目標にしました。そしてクラスを受けたのですが、全然ダメダメで。そりゃそうです。問題集をやれば読解は多少あれど、文章を聞くことに関してはこのテストはネイティブレベルで、仏検のちょっとゆっくり目なものとは違います。しかもしゃべる練習ゼロで参加してしまったので、答えられず。その準備不足や、先生が合わなかったこともあり、半分近く欠席するという残念なことをしました。昨年の12月です。

これはいかん!と躍起になって来年は私のわからないところを徹底的に調べ上げて、「わからない」をなくす!という意気込みで、カフェでの個人レッスンに切り替えました。

とにかく自分に合う人を探すという強い思いがあったので、5人くらいは会ってみないとね、と探し始めたのですが、肩透かし。1人目で決まりました。でもおかげですぐに試験勉強に取り組めました。1月の第2週からです。

そこからは毎週1時間半カフェで質問攻めでした。
とてもいい先生で、「日記を書いて送りなさい。添削するから」と時間外でみてくれたので、レッスン時は主に私が持ってくる問題を、時間外で作文の練習という流れになりました。

この時ばかりは仕事関係の勉強はもとより、その他の用事も極力この試験勉強につぎ込みました。だって本当に覚えが悪いんですもの。。

2016年春の試験はA2は「聴解、読解、作文」は5/15、「口頭」は5/29でした。なので、GWの誘いはことごとくお断りさせてもらうほどのめり込んでいました。
のめり込んでいたというのも、このころになっても合格レベルにはまだ達していなかったからです。その焦りが日を追うごとに増して、5月は正直ノイローゼ気味になっていました。

 

1回目のテストが終わった時少し放心状態になるほどでした。だって3つの科目は一緒くたにして1時間40分の時間を与えられましたが、私が「とにかく埋めなきゃ!」と必死にやって、「とりあえず書きかげた!」ところが残り1分でした。1時間39分集中しっぱなしで、正直1分で見直しして、書き直すなんてこともできず、1分をぼんやり見送った感じでした。これが日曜日の18:00でした。翌週の疲労感と言ったら。。。

だから2回目の口頭試験の時は、いつも土曜日のレッスンもしつつ、試験の時間が11:00位だったので、試験当日の日曜日にも1時間ほどの口頭レッスンしてもらいました。そのまま直行して「フランス語あたま」でいきたいと思ったからです。でも得意ではない分野が出て苦労しました。緊張感なくいけたことは功をそうしたと思います。

この2回目の試験は事前説明があるため30分位早く来てくださいということでした。古巣の学校が試験会場でしたが、2階の1室を口頭試験の内の2つの問題の準備室として10分ほど与えられます。1つはそれについての説明をするもの、もう1つはロールプレイです。各問題ともに2つづつあり、選択できるようになっています。

説明するものは、2つともどちらも苦手な問題で、結局あなたが長く付き合いのある友だちについて、どうしてその人なのか、どういう関係なのかなど詳しく教えてくださいみたいなものでした。(もう1つは忘れました。。)本当に10分は短いのでさっさっと考える瞬発力が大事です。私は選ぶのに5分近く迷いましってました。ばか。。

もう1つのロールプレイは、私の誤読解があり、一部がつじつまが合わなく、あやふやなまま準備のキーワードを探しておりました。10分経つと「○○番〜○○番の方、階下の試験室に移動してください」と言われ、5人くらいでしたでしょうか、散らばって行きました。

入退室の軽い挨拶は対象になると聞いていたので、ちゃんとBonjour.Enchante. Je m’appelle〜.とした後、軽くIl fait baeu aujourd’hui! と当たり障りない言葉をかけ、今日は暑いわね、とお返事もらいながら、被験者の確認と、試験の内容の説明をしてもらいました。ここですでに1分は過ぎていると思われます。ちなみに試験官は優しそうな50代後半くらいのfrançaise でした。この学校の先生ではなかったと思われます。

口頭試験の1つ目は自己紹介。私の作戦でここで多めに時間を使ってやれ!と思い、この丸暗記には時間をかけました。割り当てで1分〜1分半程度なのですが、2分近く喋ったと思います。

ここからは先ほどの準備室でもらった2つの問題。自己紹介の流暢さは吹き飛び、思いっきり失速するところです。

友だちの話…ちょっと的外れなことを言ったので、試験官が「それはどういうこと?」とみたいなことが発生。あ、あたし、誤読解か?とその辺りで気づくけど遅し。「そういうことです」という適当な答えで次へ。

ロールプレイは自分が乗る列車が遅れたか、もしくは自分の予定で遅らせたかったかのニュアンス勘違いがあった、窓口(試験官)と、乗客(私)のやりとりでした。ここでも試験官に「それはこういうこと?」というとてもありがたい促しでなんとか会話が持ったという感じでボロボロ。最後に一つだけ、「そのホームはどこにありますか?」という質問だけが唯一のロールプレイな感じでした。

試験そのものは10分。試験会場に来てから40分で完了なので、あっという間でした。

この時の開放感というか、放心感がハンパなく、脳内がおかしくなっていて、何をしていいかわからない状態になっていました。本当に集中してたんだなと改めて思った瞬間でもありました。
翌週から3回フランス語はお休みしました。ちょっと嫌いになりそうなくらいでしたが、でもここまで理解度が上がったので、止めたくないなをいう気持ちがすぐに湧いてきました。不思議なもんですね。でもフランス語にはそんな魅力があるんだと思います。

 

その試験結果が冒頭の写真になります。
試験会場に通知を受け取りに行って、まさかの合格で、ちょっと感動して涙が滲みました。頑張ったかいあったなーの涙ですね。
100点中50点以上なら合格です。点数は甘いのですが、聴解はほぼネイティブスピードだったり、長文問題も引っ掛けのようなものもあるので、「その半分程度の理解があれば良し」ということなのでしょう。

各科目25点配分の最低点5点があればどんなにバランスが悪くても50点で合格。試験直前の自己テストでは本当にギリギリレベルの状態で臨んだだけに、この77点はありがたいくらいです。admisは合格者という意味です。

次のB1頑張りたいけど、かなりレベルが違うので、こんな半年でなんとかできるとは思っておりません、というか、もうこのやり方でやりたくない。。「これくらいのレベルになったから挑戦してみようかな」と思えるくらいになったら受けようと思います。なので、これからも忘れないように、もっと覚えるように勉強は続けたいと思います。

 

ご清聴ありがとうございました(^^)

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