以前住んでいたいのは今の場所からそう遠くない場所だった。
会社まで自転車で行ける距離なので、雨でない限り毎朝会社に行く時、このお家の前を通っていた。
以前のブログか日記で書いたことのある、白い犬のいるお家で、一度偶然、散歩姿を見たことあったけど、姿勢のいい、特徴ある歩き方が印象的で、私が勝手に「(英語の)せんせい」と命名していました。
引越してからなかなかここに来ることなかったのですが、先日久々に遠回りして見てみると「せんせい」はいなかった。
『おかしいな、もう暖かい時期だから、外の犬小屋にいるはずなのに…。』
その犬小屋の前に、荷物が置かれているのが気になった。
その後もう一度気になって通った。荷物は置いてなかったけど、「せんせい」いなかった。
2年前の夏で「老犬注意(機嫌の悪いときがあります)」という注意書きがあったから、もう召されたのかもしれない。
なんだかとても寂しい気持ちになった。
その気持ちをなだめてくれるかのように、その軒先には白いきれいな花が咲いておりました。