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19 June Musée de Bretagne

予定は前述の通り時間がずれ、見学場所もいけなくなり、途方に暮れた私はやけになって「最寄りの美術館でいいや」とヤケクソ気味wにチョイス。駅から歩いて1、2分のブルターニュ博物館に行く!たった今決めた。

せっかく初めてのブルターニュ地方だったこともあるので、ここを知るいい機会ではないか、そう思うことにした。しかも今回の旅行、最後のパリ以外はここを含めて全てケルト文化の地域だった。偶然か??

そして、このブルターニュ博物館、一般客ゼロようだ。一般客と言わずともとにかく私しかいないw 平日の昼間からみないだろうなー。せいぜい子どもたちの課外授業的な感じじゃなかろうか。

受付の女性に「英語でいいのかしら?」と聞かれたので、今フランス語習っています、と言ったら「じゃあ、フランス語で説明するわね」と、容赦無くネイティブレベルのスピードで喋られたw 単語自体はわかったので全体の意味はなんとなくわかったけど、「勉強してる」レベルなんで、ちいっとゆっくりしてもらいたかったな。勉強してる人でもネイティブがわかるなら多分勉強してるなんて言わないもの。

博物館と言っても、博物館単独の建物ではなく、別の科学館、図書館と同じ建物内にあり、見た範囲では多分、科学館>図書館、グーンと差が開いて>ブルターニュ博物館と言った感じで利用客の順位があるようだった。この時だけだったのかな?

でも! 私は楽しめた。

大陸が地続きだった紹介ビデオに釘付けになった。紀元前ではあるがアイルランドも、ブリテン島もこのブルターニュと地続きになんどもなっているという事実を。私にはとてつもなく(静かではあったが)驚いた。3分くらいのVTRを3回は見ていたかもしれない。心配になったのだろうか、学芸員が素知らぬ顔で様子を見に来たくらいだった。

âge de fer 鉄器時代。 La deffusion de la culture celte ケルト人文化の普及
展示のお手本として。
本当に、大陸の歴史とはほとんどが戦争の繰り返し。
脈々と。。。

先日のディナンでも旗にこの黒いマークがあった。これはアーミンというらしいけど、モチーフは冬のオコジョ(体は白いが尻尾の先端が黒い)の毛を束ねたものからきているらしい。

でも今よーく見たら、もう一つのモチーフがブルボンではないか!敵対していた2者、このタペストリーは友好の証なのだろうか。。

右の斜めの建物は図書館、左のフロアはインフォメーション。(見えませんが)左奥に科学館の入り口。

この博物館2Fなんだけど、順路が受付が真ん中で、そこの目の前からブリッジがあって、右半分を周回、入り口に戻って、今度は左側を周回という、ちょうど8の字を描くような回り方をする。

近代文化エリアの左側へ行くと、私たちが思い描く一昔前のフランスがいっぱい。

女性のこの頭飾りはブルトンならでは。色々あるね

体験で民族服を着ることもできるようだったが、多分事前に申し込まないとダメっぽい。

やっぱり古いポスターはなんだか可愛い。フランスって感じw
風刺もいかにもフランス!これぞフランスw

ヤケチョイスの割には楽しめた。入場料6€です。
google map (jp) : Musée de bretagne

正面が図書館。傾斜まぁまぁあります。
美術館から外を見る。見学中に一雨あったみたい。

ちなみに外観はこんな感じ。

前日に撮影。

13:30かぁ。
TGV出発まで2時間あるので、もうちょいフラフラします。

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